ごきげんにんじん。

ごきげんで参りましょう。

相手の意見に心がざわつくときは、あなたがもっと輝くための前触れ。

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「こいつの言ってることアホちゃう?」
「当たり障りの良いことだけ言って……」
「あからさまに私に向かって批判してる!!」


と、ネットの文章を見て今日も心をざわつかせる人びと。本日の関西の天気は雨でしたが、ネットの火事はそこかしこ毎日起こっているものなのですね。とりわけ、インフルエンサーと言われる人や、ブログを書くことで生計を立てている人の元は、火事が起きやすい、今もどこかで燃えているのかな。


目立つ人は何を言っても目立つ。対して興味もない、と頭では思っていたとしても、その発言に鼻につく。



「そんなことくらい、わたし(僕)にだって言える」


そうだよね、ボキャブラリーの潤沢さや、表現力の豊かさよりも、フォロワー数や売上高といった【とにかく可視化・現金化できたものが社会を制する】、暗黙の刷り込みによって、読み手にとっての影響力が変わってしまう。だから、よくよく読んでみれば大したことのない言葉でも、読み手の解釈によって、書き手の意図とは無関係にどんどん炎上してしまう。(意図的に炎上させる人もいるだろうけれど)


アクセス至上主義のブロガー、SNSをきらびやかに飾るキラキラ起業家、まじぽんこつ!!と叫びたくなるのも否定できません。わたしもそういう部分は、少なからずあります。誰だって、自分の思ったことに共感してくれる人が一人でも居てくれたら嬉しい。だからこそ、叫びを記事にする前に、より見知らぬ誰かに響かせるために、わたしがよくやる方法を書いてみます。


否定したくなったら、立ち止まる。

まず、誰か(の意見)を否定したくなったら…ゴリラみたいに暴れてはなりませぬ(笑)


「●●はアホだ!」と外に否定するのではなく、怒りをどこかにぶちまけるのではなく、一歩立ち止まってみて、内側をぐっと掘り下げる。


・・・と書くと、とても抽象的なのですが、まとめるとそうなってしまいますw では、自分にこう問いかけてみてください。



「ほんとうのほんとうは、わたし(僕)はどうしたい?」



かなり子供じみた質問なのですが、この答えから導き出された思いから沸き上がってくる言葉は、変に悲劇のヒロイン(ヒーロー)ぶることもなく、等身大の自分を認められるようになっていくんです。


ほんとうは、あの人みたいに、自在に思いを伝えられるようになりたい?

ほんとうは、いちばん身近な人に、もっと深く愛されたい?

ほんとうは、もっともっと自分の言葉で知恵をわかちあいたい?


・・・・


何か、想いは出てきましたか?


ただ、この方法でひとつ気をつけてほしいのは、もし誰かの発言に怒りたくなったら、その怒りは無かったことにはしないこと。そうしてしまうと、自分不在になって余計に虚しくなるだけですからね。ごく親しい人に言ってしまうとか、ひとりで海辺に向かって叫ぶとか(笑)そういうことは、もちろんして良いんです。


その怒りの過程を経た上で、しばらく考えてみると、「自分はこうしたい」「こうされたかった」と言うのがきっと見えてくるはず。相手の意見をひたすら否定否定否定否定否定……で時間を費やすのは、生命エネルギーが勿体ない。だってもともとは皆、エネルギー有り余ってて輝いているはずの存在。


相手の意見に心がざわつくのは、あなた自身がもっと輝くために、もっと深く考えましょうよ、っていうお知らせに過ぎないのだから。



それではー。